九州編



 この夏は免許を取りに大分に行ってきました。ただ単に九州に行った事がないというだけで、合宿場所を九州にした訳ですが、九州男児との交流もあり非常におもしろい旅になりました。
 九州と言っても広い訳ですが大分という最高の場所です。温泉的にはね…


こんな雑誌もありました。


 九州に降りたのは大分空港。羽田から約1時間半の旅でした。関東からの合宿は自分一人、寂しく飛行機に乗りZZZ...。
 降りる間際の窓からの景色。あぁまだ日本も捨てたもんじゃないなと思わせてくれました。

 合宿所って車庫の屋根の上に建物が付いただけじゃん!ってな驚きを隠せないままの数日。人間、慣れって怖いですね。どんなとこでも過ごせる自信が付きました。
 合宿をしたのは大分県杵築市。なんでも坂の城下町・杵築が歌い文句らしい…

      
合宿所                                  裏山のカボス畑

 でも行った時はちょうど花火大会もあったりしていい観光だったのかも。ただ近くのコンビニまで歩いて40分には参った。ATMはないのは当たり前田のクラッカー。どうしょうもなく教官に頼んで郵便局まで送って貰ったりと。関東人の感覚が通じない。週刊ギャロップも水曜か木曜に発売だし。


 そんなこんなで慣れてしまって休日に。勿体無いので湯布院へGO!!
となり今回の温泉の旅? が始まりました。


 んで、日曜は体を休めるつもりだったのですが多分九州に来る事なんてもうほとんどないだろうと思い立った管理人。こりゃ大変だ(汗)観光しなきゃ!
 小学校で習う豆電球の回路ぐらい単純な頭をしてるんで思い立ったらすぐ行動、しかもタダというから(自分で歩くので)電池を直列につないじゃったもの。迷わず行きました。

 杵築市のホームページじゃないんですがまぁ気にせずに見てやって下さいな。

     
こんな景色が大好きです。なんかのほほんとできますよね。ただ問題はカメラ片手にこんな所をうろついてる部外者はかなり怪しい目で見られたことですかね。


 そんな杵築です、どんな杵築?
合宿所から市街地に入る前にあるのでまずはここから。そう杵築城!

 
入場できます

 さすがは城下町です、立派に城があります。ここまで辿り着くのに合宿所から1時間30分てのも問題だったんですが…
 体力は途中の駄菓子屋で売っている氷砂糖でまかなってしのぎましたよ。なんとか!


 次に行ったのは観光案内所。そこでの会話です

おばさん:いらっしゃい ←まずこの時点で不安を感じた。だってここは観光案内所…

中略(関東から免許合宿で人生初の九州に来た事などを世間話)

管理人:ところで杵築に観光地ってありますか?
おばさん:そりゃやっぱり杵築城だねぇ〜 行った?
管理人:はい、今行って来た所です。
おばさん:そっか…
管理人:わくわく(心の声)
おばさん:… じゃ他はあんまりないね
管理人:(劇汗)
おばさん:あるんだけどあんまりお勧めはしないよ、年寄りが行くような所だからねぇ
管理人:いや、あの、それでもなにかあるんじゃないんですかね? あるはずですよね?
おばさん:う〜ん
      大原邸かな。でも昔の単なる屋敷だからおもしろくないかもよ。

管理人:あっ単なるって言っちゃったよこの人(ハートボイス)
おばさん:後は何個か同じような屋敷があるだけ。資料館もあるけど
      町中を歩くのがいいんじゃないかしら

管理人:やっといい事言ったよ(声オブ心)
     ありがとうございます。じゃとりあえず大原邸に行ってみます。
おばさん:気を付けてね、じゃ頑張って!  (何を?)


 今だから言います。杵築市(多分個人で案内所はしてないだろうから)はあのおばさんを働かせてていいのですか? 切実に思います。本音トークが売りなのでしょうか? 多分歳もいってないから年寄りくさい場所を勧めてもしょうがないだろうなぁと、優しさを込めての発言だと思いますが… と思いたい(涙)
 それにしても危なかったです。あやうく案内所で迷子になるところでした。さすがは杵築、これぞ杵築マジック!
逆さから読んでも
キツキだけあります。

 で、結局来てしまいました。杵築人公認の数少ない観光地。またの名を
単なる屋敷

 
入場できます


   
さすがは坂の城下町              大原邸近くの有名な坂らしいです


 次に行こうとしたのは杵築城下町資料館。なぜなら大原邸の館長さんに紹介してもらったからです。案内所より…
 ただ一つ問題がありました。館長さんが話し終わったのが資料館の閉館時間30分前。しかもあるいたら10分ほどかかるんだってさ。へぇ〜
いや、

無理!

でも行ってみました。
案の定駄目でしたけど。だって行くまでに観光地らしきものの写真(上の)とか撮ってたら。

 でもいい絵が撮れました。杵築資料館の駐車場、自動販売機を発見!
これはもう独占です、寡占です。マ○クロソフトよりも独占です。だったこの自動販売機しかないもん。
これはたぶん大分県の陰謀ですね。

解像度上げたんですがこれが限界です(謝)

 さて、その内容とは…
下から1段、2段と普通の内容です。緑茶、りんごジュース、みかんジュース、コーヒーなど。
しかし3段目、消費者の丁度目線の高さの3段目、一押し商品が並ぶ事だけを許される3段目。
見事なラインナップです。100円なんて自動販売機ごと買い占めても損はしません。

KABOSUスカッシュ
PEACHスカッシュ
・パワーエム
・お茶です。

…(華厳の滝汗)

KABOSUスカッシュ?
 大分の特産だからって微妙じゃない? だって主役張れる食材じゃないでしょ? 料理の鉄人で間違ってもカボスはメインじゃないでしょ? どっちの料理ショーでも歓声と一緒に流される事の方が断然多い食材でしょ?

パワーエム?
 
エムって
何? カタカナでしょ? しかも桃屋のめんつゆのようなパッケージ。いかにも購買意欲をそそらない。 これを4つも並べちゃっていいの? もっと他のところに力入れたら…?

お茶です。
 普通に解るってば。やっぱり「。」は某アイドルグループのぱくりですか?


 ここまで突っ込みどころ満載だと逆に何から突っ込んだらいいのか迷ってしまいます。しかし全力で当たって来たJAフーズ大分に失礼のないように全力で返すのが礼儀。なんとか返球だけは出来ました。
 男なら 黙って飲めよ このくらい
です。当然飲まない訳には行きません。誘われてます、こんなチャンス逃したら末代までの恥です。まずKABOSUスカッシュを購入。先ほどコンビニでジュースを買ったのなんか関係ありません。落ちてきた缶を凝視してフタを空け一気に飲みます。感想は外見の予想通り微妙の一言でした。うん、カボスだね。
 パワーエムは買ったはいいが飲みきれない。こんなところではもったいない(何が?)と思い埼玉まで持ち帰ることを決意。肝心の味はですか? 妙に薬っぽかったことだけは感想として覚えてますが…
このジュースの情報を求めます。今度大分近辺に行った人、是非お願いします。

(注)ちなみに勝手な感想として書かせて頂いているだけで管理人の個人的味覚です。大分ではメジャーな飲み物かもしれません。決してJAフーズ大分を買うななどの攻撃をしている訳ではないのでそこら辺はご了承下さい。


 そんなこんなで店のほとんどが終わって行く6時。やはり終わるのが早い、そんな中を歩いて帰宅。今日はほとんど何も食べてないことに気づき焼肉屋に入る。

唐辛子の干してある韓国焼肉屋。おいしそうであります。

 教習で通る韓国焼肉屋。お金がないと言いつつ飯にだけはお金を掛けていいという持論を展開する管理人には入るしかない。この店のおばさんらしき人が裏で畑作業をしてようと関係ない。
 入ってみて解った事はやっぱり高かった(泣) だから頼んだメニューは冷麺。焼肉屋と看板を出している店であえて冷麺。冷麺通でもないのに冷麺のみ。飲み物も何もなし。ほら、食材の味を楽しみたいならそれだけで食べろって言うじゃん。ね、だから。決してお金が無かった訳じゃないよ。それにおばさんにも迷惑は掛けられないしさ。だって冷麺だって畑から来たおばさんが手を洗って作り初めてハイ!って。

      

 お腹の方もいい感じで7分目となり後は帰るだけ。ふらりと遠回りをしながら道に迷いつつ日が暮れ始め焦って全力疾走してみたり(直線を見るとしたくなる)、蜂が怖かったり、蛇が轢かれて死んでたり、サトウキビが生えている事に感動したりと色々ありました。
 無事帰宅したのは7時。10時頃からずっと歩きっぱだったので疲れました。でもいい旅だったなぁ
こんな休日も終わりを迎えました。



 そうこうしているうちに卒業が近くなって来るではありませんか。日本人は温泉だ!と訳の解らない定説を作り卒業までの日数を逆算。どうしても別府温泉に行きたい。でも日程的に無理。さて困った…

 ということで教習の時間をずらしてもらい午後から行くという暴挙に出ました。教官にも初めてだと言わせる行動。しかもちょうど台風とナイスタイミング。それでも頑張って行きました。

念願の
別府温泉へGO!!



線路は続くよどこまでも〜♪

 最後の日曜日はみんなで大分市に飲みに行きました。上の写真の電車でいざ大分へ。卒業検定前日(管理人一人だけ)でしたが心行くまで飲み、亀川温泉に行きました。最後の夜をみんなで温泉に入り午前1時頃にやっと歩いて合宿所に到着したという思い出はやっぱり残ってます。

 次の日の卒研をなんとかクリア。その日のうちに飛行機に乗って帰らなければならないという日程。さすがに22日間(普通二輪もあったので)居た合宿所を後にするときは悲しみを感じました。

 
最後の集合写真

 この中に18歳の子持ちが居ます。貰った奥さんと子供と一緒に写ってるプリクラ大切に持ってます。板前修業中も居ます、バンドマンだって。こんな統一感のないメンバーが揃うのも合宿ならではなのかもしれません。そんな所で短い間ですが生活出来たことは宝物になると信じ、最後にみんなでそれぞれがこれからも頑張って行こうと誓い別れました。
 多分元気でやってると思います。いや、元気でしょう。だからこちらも元気に頑張れます。



九州編 終わり

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