別府温泉

竹瓦温泉
鉄輪温泉
柴石温泉
浜田温泉


別府温泉。響きからして別府温泉。ゲップっぽくても別府温泉。

 辿り着くまでに一苦労でした。駅まで歩けば1時間程、それならばとバスで行くしかありません。教習車を貸して欲しかったのは言うまでもありませんが無理でした。
 乗ったバスがこれまた凄い。乗った時写真(下)にもありますが整理券番号が24番。そんな番号まであるバスは乗った事がありません。金額も上限があるようで2500円か1500円。途中までしか乗っていないので違うかもしれませんが…


バスの車内

 お金がないのですが背に腹は替えられないのでバス料金を払います。どこで降りたらいいのか解らないのでとりあえず別府タワー前で下車。すぐ前の別府タワーに入ってみようかなと思い観光案内所へ行ってみました。タワーは天気が悪いので上っても仕方が無いだとのこと。
 そして驚愕の真実が… CMの後とんでもない事態に!!

 某番組のように長引かせることはありません、がすごい事を知ってしまいました。別府温泉ていっぱいあるんですね。そんなことも知らずにここに立ってる自分が恥ずかしいと思いながら案内所の人の話を聞きました。別府温泉は通称別府八湯と言い、その名の通り8つの温泉が点々とあるとのことです。
 それならばいっぱい行ったもん勝ちです。一番近い温泉から巡ってやろうと意気込み地図とにらめっこ。
一番近い温泉は
竹瓦温泉でした。


 さて次の温泉はどこに行こうかと考えた時に近場の浜脇温泉にしようかと思いましたが台風の中、海岸近くを歩きたくないのと、有名な温泉を巡ってみたいと考え決めました。とりあえずバス停に出てみようと。 一番近いバス停はマクドナルド前。通称なのか正式名称なのかは定かではありませんが、そこから鉄輪温泉に行くバスが5本ぐらいあった記憶があります。しかも値段がそれぞれ違うということも。やっぱり有名なんだなぁと感心しました。


鉄輪温泉街の寿司屋からの1枚。城も見えてます。

 鉄輪温泉に着いてそろそろご飯のお時間でした。もちろん手を抜くわけにはいかないので血眼になって探しました。東のコンビニに行き合宿所の友達に頼まれた買い出しをし、南のスーパーに行きネタになるものはないかと探し、西の温泉街に行き温泉に入り、北の寿司屋で落ち着きました。もちろんお金が無い訳ですから必死でした。回転寿司だったのですが最初の1枚を取るまでに約10分。その間サービスで出てくる味噌汁(カニの出汁でこれが一番おいしかったかも…)を飲みつつネタの周回具合を観察。そろそろいい塩梅だなってところで噛み締めながら1皿、2皿。おいしかったです、至福の時でした。

 鉄輪から柴石までの道

 さぁ地獄巡りをしようかなと思ったのはもう日が暮れてから。もちろんやっている訳がありませんでした。ちょっとブルーになりつつバス停まで行くと地元のあばちゃんがいるではありませんか。聞いたところによると一番近くの温泉はやってないかもしれない。もうバスも出てない状態だとのこと。それならば歩いて行くしかないです。
 上の写真のように温泉街なのにもう真っ暗。時々車が通るので自分が居ることをアピールしまければひかれてしまいそうでした。それにしても温泉街から歩いて5分ぐらいのところに禁猟区って書かれているのにはちょっとびっくり!

 バス停から約30分、山をどちらかというと下ったところにあるのが
柴石温泉。途中地獄もあるのですが閉まっているので素通り。温泉の入り口は若干解りにくく車もすれ違いは出来なさそうな狭い道を通って行きます。

 血の池地獄

 次なる目的地に行くには山を下らなければ行けません。トボトボと山道を下りつつ真っ暗な所をでんぐり返しで行ったら早いかなぁ、などと考えながら歩きました。上の写真は地獄巡りの一つ「血の池地獄」です。本当は中に入れるのですが時間が時間だけに外見を見るだけに…
 他にも竜巻地獄なんてのもあったような気が… 暗闇で見たので想像が膨らんで実際見るより怖かったです。

 30分程でやっとのこと山を下り終えてローソンが見えたときには無性に嬉しくなりました。そういえば田舎だなぁって感じる瞬間て「コンビニまで3Km」みたいな看板を見た時なんですよね。コンビニ(便利って意味)じゃねぇ!って一人ツッコミをしてしまいますもん。

 亀川駅前

 それはそうとローソンで位置を確認し出発でやんす。途中道に迷い洗面具を持ったおばさんにご対面。すぐさま聞いて浜田温泉に連れて行ってもらいました。話をしたら「あら、大変ねぇ」で入浴料金100円を払って頂きました。人情っていいですね。上がったあと番頭さんに聞いたところ毎日入りに来ている近所の方だそうです。この場を借りて厚くお礼を申し上げます。

 
電車と切符

 温泉に入った後急いで電車に乗り帰宅。駅から歩いて1時間程の道を歌いながら棒切れを振って、まるで鼻垂れ小学生がアニソンを歌うごとく行進。最後のほうは雨も小降りになり「温泉の素」を流さないですみましたよ。危なかった…

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